ドアの防犯対策の方法と考えるべきポイントとは?

ドアの防犯対策の方法と考えるべきポイントとは?

住宅や会社のオフィスに侵入して盗みを働く空き巣では、ドアから侵入するケースも多いです。住宅や会社のオフィスには貴重品や重要な情報などが多く保管されているため、ドアの防犯対策は重要です。では、効果的にドアの防犯対策を行うにはどうすれば良いのでしょうか?そこで今回は、ドアの防犯対策の方法を紹介しつつ、防犯対策を考えるときのポイントを解説します。

1、ドアの防犯対策の方法!


会社のオフィスや自宅のドアなどのセキュリティを高めることは、空き巣などの被害を防ぐためにも重要です。また最近では、個人情報や会社の機密情報などの取り扱いが厳しく管理されるようになっており、会社に簡単に侵入できないように対策が求められています。ここでは、ドアの防犯対策の方法を紹介していきます。

1-1、補助錠をつけて対策強化

ドアの防犯対策をするなら補助錠をつけることをおすすめします。補助錠とは、玄関ドアなどに追加でつける鍵のことで、セキュリティ強化の目的で用いられるものです。ドアの鍵が1つのみだった場合、ピッキングなどを使って短時間で侵入されてしまいます。

一方で、補助錠をつけると侵入するには2つの鍵を解除しなければいけません。また、もともとある鍵と補助錠の形状を変えれば侵入をより難しくすることもできます。ちなみに、補助錠の種類としては鍵を使って開けるタイプや、ダイヤル式のタイプ、電子式タイプなどがあり、求めるセキュリティ性に合わせて選択することが可能です。

1-2、防犯プレートでドアのこじ開け防止

ドアの防犯対策というと鍵に対するものをイメージしがちですが、実はドアの少しの隙間を利用して無理やりこじ開けることで解錠するという手口もあります。いくら鍵を複数つけていても、強引にドアをこじ開けることができるのであれば意味がありません。

そのため、ドアには防犯プレートを設置してドアのこじ開けを防止すると良いでしょう。防犯プレートはドアの隙間を塞いでくれるのでセキュリティを高める効果が期待できます。補助錠と防犯プレートを組み合わせて設置すると、よりセキュリティを高めることができるでしょう。

1-3、ICカードの導入

ドアの防犯対策としてICカードを導入するという手段もあります。これは主に会社のオフィスが対象となりますが、鍵の開け閉めを鍵ではなくICカードで行うというもので、登録したICカードを持っていなければ入室することができません。

また、鍵穴があるタイプのドアだと、ピッキングで侵入される可能性もありますが、ICカードを使用するタイプだと磁気で操作を行うため、ピッキングが難しいです。ICカード式システムの導入に工事などの手間や費用がかかってしまいますが、セキュリティを万全にしたい場合にはおすすめの対策です。

2、ドアの防犯対策を考えるときのポイント!


ドアの防犯対策を効果的に行うには、いかにしてドアからの侵入を防ぐかを考えることが大事です。ただ鍵を閉めただけではピッキングなどで侵入されてしまいます。ここからは、ドアの防犯対策を考えるうえで注意すべきポイントを紹介します。

2-1、ドア周辺の防犯体制も見直す

ドアの防犯対策を行うときにはドア自体に対策を施すことが多いですが、実はドア周辺の防犯体制を見直すことがドアの防犯対策につながります。例えば、単純に鍵のセキュリティを上げるだけではなく、周囲を監視する防犯カメラを設置したり、人が通ったら明るく照らすライトを導入したりすることで、よりセキュリティを強固にすることが可能です。

防犯カメラに関しては、あえて見えるところに設置することで抑制力を持たすという方法も取れます。このように、ドアの鍵だけを対策するのではなく、他の防犯対策と併用して対策することでより効果的にセキュリティを高めることができます。

2-2、電子システムも積極的に取り入れてセキュリティを高める

ドアの防犯対策をより万全にするには、入退室に電子システムを積極的に取り入れることも検討しましょう。電子システムは、入退室を電子信号で管理しているので、ピッキングなどで侵入されるリスクが少ないです。暗証番号を入力する方式や、登録したICカードで入退出する方式などがありますが、鍵が必要ないので鍵を紛失するリスクも防げます。

電子システムの導入には導入コストや工事が必要な場合もありますが、鍵穴があるドアよりもセキュリティを強化することが可能です。

3、まとめ

ここまでで、ドアの防犯対策の方法と防犯対策を考えるときのポイントを紹介しました。ドアのセキュリティというのは非常に重要です。住宅であれば貴重品、会社であれば個人情報や機密資料などをしっかりと管理するためにも、空き巣などのリスクは軽減しないといけません。

ドアの防犯対策を考えるときには、いかに侵入しにくいドアにするかを考えつつ、ドア周辺の防犯対策と一緒に対策を練ることが大事です。皆さんも今回紹介したドアの防犯対策をして、空き巣などの被害に遭わないようにしましょう。

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