自宅や会社などを狙った空き巣では、多くのケースで窓から侵入して窃盗などが行われています。窓は建物の中に多数あって選択肢が多いため、対策が不十分であることも多く、空き巣犯の標的になることが多いようです。では、窓の防犯対策はどのように行うと良いのでしょうか?そこで今回は、窓の防犯対策の内容と押さえるべきポイントを紹介していきます。
1、窓の防犯対策としてすべきこと!
住宅や会社のオフィスなどを狙った空き巣というのは全国で報告されており、個人や会社では防犯対策が求められています。特に侵入経路として窓からの侵入というケースも多いです。そのため、窓の防犯対策はしっかり行わなければいけません。ここからは、窓の防犯対策としてすべきことを紹介していきます。
1-1、窓の上下に補助錠をつける
窓の防犯対策をするなら、窓の上下に補助錠をつけると効果的です。補助錠とは窓に2つ目の鍵を取り付けることでセキュリティをより高めるというもので、空き巣などの対策として効果的。鍵が2つあることで侵入するまでに時間がかかるため、犯行を諦めやすくなります。
また、窓を割って侵入するにしても、上下に2か所鍵をつけていれば複数個所を割らないと中には入れません。そのため、時間がかかるとともに音もするため空き巣は嫌がります。ちなみに、補助錠自体は安い値段でネットでも購入することが可能なので、窓の防犯対策としてはおすすめです。
1-2、防犯フィルムを窓に貼る
窓の防犯対策をするなら、防犯フィルムを窓に貼るのも効果的です。防犯フィルムは窓に貼ることでガラスを衝撃から守って割れにくくしてくれます。防犯フィルムは窓全体に張り付けるのが効果的ですが、鍵の部分だけ貼るという手法も。
防犯フィルムは厚さによってガラスの割れやすさが異なり、平均的に200~600μmほどのものが多く、防犯フィルムはネットやホームセンターで簡単に入手できるので対策がしやすいです。
1-3、センサーライトの設置
窓の防犯対策をするなら、センサーライトの設置もおすすめです。空き巣は明るい光で照らされると犯行がバレてしまうので嫌います。そのため、窓の周辺にセンサーライトを設置して、夜に人が近づくと光るようにしておくと効果的です。
また、最近ではLEDライトを採用しているものや、太陽光で充電できるセンサーライトも販売されているので、取り付けた後の手間がかからないので便利です。窓際に設置するのであれば、特に人の出入りが少ない箇所の窓を重点的に対策すれば効果的でしょう。
2、窓の防犯対策をするうえでのポイント!
窓というのは、空き巣被害を防ぐためには対策が必要な場所です。何も対策をしていなければ簡単に窓を割って侵入され、被害に遭ってしまうでしょう。では、窓の防犯対策をするうえで大事なことは何でしょうか?ここでは、窓の防犯対策を行うときのポイントを紹介します。
2-1、窓から侵入するまでの時間を稼ぐ
窓の防犯対策を考えるうえで大事な視点として、窓から侵入するまでの時間をいかにして伸ばせるかを考えることが大事です。空き巣の犯人というのは、短時間に室内に侵入して金品や貴重品などを盗みます。そのため、侵入するのに時間がかかる場合にはバレることを恐れて諦めることもあるようです。
窓から侵入するまでの時間を延ばすには、窓に防犯フィルムを貼ったり、鍵を2つ設置したりすると効果的です。防犯対策を考えるときには、どうしたら侵入しにくくなるのか考えることが大事でしょう。
2-2、侵入しようとしていることを周囲に知らせる
窓の防犯対策を考えるときには侵入しにくい対策も重要ですが、侵入しようとしていることを周囲に知らせるような対策も必要です。空き巣の犯人は、空き巣を行っている最中の姿を見られることを恐れているので、姿が見えるように明るく照らされたり、侵入を知らせるために音が鳴ったりするのを嫌うのです。
そのため、センサーライトを設置したり、窓の衝撃を感知して音を出すアラームなどを設置することで、周囲に知らせる対策が効果的です。センサーライトやアラームなどの設備もそこまで高価なものではないので、会社や個人の自宅などに導入しやすいというメリットもあります。窓の防犯対策をするときには、周囲に知らせる対策も取り入れるようにしましょう。
3、まとめ
ここまでで、窓の防犯対策の方法を紹介しつつ、防犯対策を考えるうえでのポイントを解説しました。窓の防犯対策をしっかりしていないと空き巣などの被害に遭ってしまうため、念入りな対策が必要です。
窓の防犯対策をするときには、室内に侵入しにくくする対策と、侵入しようとしていることを周囲に知らせる対策が求められます。自分の自宅や会社のどの部分に対策が必要なのか考えたうえで、しっかりと防犯対策を行いましょう。